絵本学会大会でお話ししてきました

6/18(日)、大阪大谷大学で開催された第26回絵本学会大会に、行ってきました!

第26回 絵本学会大会のお知らせ (ehongakkai.com)

絵本学会とは…
文字通り、絵本の持つ可能性について考え、絵本を学び研究するための組織です。
研究者、教員、学芸員、司書、絵本編集者、絵本作家、デザイナー、地域で絵本を通した活動をされている方など、様々なバックグラウンドを持つ人々が関わっておられます。
そしてより多くの人達がともに絵本についての知識・情報を共有し交流する場として、年に一度、大会が開かれているのだそうです。

ご縁があって、今年度そのプログラムの中の1つに、パネリストとしてお呼びいただきました。
「つなぐ:子どもと絵本」というテーマで、絵本を手渡す現場である”書店”としての立場でお話ししてきました。

私たちの場合は、一般的な書店とも違いますし、児童書専門店といって胸を張れるほどの実績もないわけですが…。
なかなか営利には結びつかないこの業界で、地域での小商いの可能性ということで、こういう事例もあると参考にしていただけたら。
何かしら今後の皆さんの活動への展開や新たな連携の可能性などにつながるのではないか(そうだといいな)、と思います。

同じ場には、保育園と幼稚園の文庫のご担当の方がパネリストとしていらっしゃっていました。
どちらの園も、絵本を通して子どもたちに真摯に向き合っておられて、とても素敵でした。
子を持つ親として、絵本と出会う場である園の役割はとても重要だと思います。
園での活動ともリンクして、絵本とともにファンタジーの世界を楽しみながら、さまざまな力を育んでいく子どもたちの様子が想像でき、あたたかい気持ちになりました。

後半は会場の参加者の皆さまからの質問にこたえていく形式でした。
すべてにおこたえすることはできませんでしたが、興味を持っていただけたようで、大変ありがたく思います。
後ほど質問と感想をすべて拝見させていただき、改めて身の引き締まる思いでした。

お話しの後に、会場でお声をかけてくださった方々、店に伺いますと言ってくださった方々もいらっしゃいました。
また店でお会いできたらうれしいです!

今回お声がけいただき、またたくさんの新しいご縁を繋いでくださったコーディネーターの関さま。
そしてパネリストの小澤さま・山下さま。
拙い話をお聞きくださったご参加者の皆さま。
本当にありがとうございました。